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マーチンゲール手法

FXのマーチンゲール手法とは、取引で負けたときに掛け金を2倍に増やし続ける手法です。

もともとは、ギャンブルなどで使われる手法で必勝法とも呼ばれています。

ですが、そんな必勝法であるマーチンゲール法は、場合によってはハイリスクな取引になってしまい、一瞬で資金を失うリスクも伴っているので注意が必要です。

上記のように、①の価格で1ロットの「買い」を入れてから下落した場合、③の価格で倍の2ロットの「買い」をいれます。

その後も下落した場合、⑤の価格でさらに2倍の4ロットの「買い」をいれ、下落が続いた場合に⑦の価格で2倍の8ロットの「買い」をいれていきます。

これを繰り返すことにより、含み損に耐えながら倍々のナンピンを行って、いつか利益になるのを待ち続けるという戦略です。

そのため、万が一強いトレンド(一方向に動く)が発生した場合は、含み損が証拠金を上回ってしまうことでロスカットになるというリスクがあります。

ですが、含み損が証拠金を上回る前に相場が反転した場合は、非常に大きな利益を得ることができます。

世の中に出回っているほとんどのEAが、この逆張りナンピンマーチン型のロジックを適用しています。