こちらの記事では、「経済指標の重要性」についてお伝えしていきます。
毎週日曜日に経済指標のアナウンスをしていますが、
これはFX(EA運用)する上で非常に重要な指標になります。
この指標の結果で、相場が大きく動くため安易に稼働するとロスカットになる事がありますので、
必ずアナウンスを確認するようにしてください。
では、なぜこの経済指標が重要なのか、ということですが、
まず相場を動かしているのは大口と言われる「機関投資家」や「銀行」「保険会社」
そして私たちの年金を預けている「GPIF」などの大きい組織が相場を動かしています。
大口は、取引する資金量がものすごく大きいため、
この大口の動きによって相場が左右されます。
そして、
大口のトレード方法は基本的にはファンダメンタルに順張りをする、
というトレードスタイルです。
ファンダメンタルというのが、いわゆる経済指標のことを言いますので、
経済指標の結果を見てその結果に順張りのトレードをしていきます。
順張りの逆は逆張りトレードですが、大口は基本逆張りトレードはしません。
なぜかというと、大口は富裕層や私たち個人から大事なお金を預かって、そのお金を運用しています。
そのため、万が一逆張りをして損失を出してしまった時に、
経済指標の結果は上昇トレンドなのになぜ逆方向にトレードしたのか?と責められてしまいますよね。
この当たりで反転すると思ったから・・・なんて言い訳は通用しないのです。
ですので、大口のトレードというのは、シンプルに相場の方向に順張りをするのが基本スタイルとなるため、
指標の後は片方の方向に大きく傾きやすくなるということです。
重要な指標前においては、今現在の価格より上にいくのか下にいくのかは、
経済指標が発表された後でない限り誰にもわかりません。
つまり、どちらに大きく動くのかわからないのに、
指標を無視してポジションを持ったままでいるというのは投資ではなく、
ギャンブルをしていることと同じことになってしまいます。
ギャンブルにならないためにも、この経済指標の重要性を理解していただき、
稼働停止推奨の時は指標前にポジションを残したままにしないようご対応をお願いします。
どうしてもポジションが残ったまま停止できなかったけど、
ロスカットが不安!だけど損切りもしたくない!って時に
私がよくする方法として、
ポジションが残ったまま自動売買をオフにして停止することです。
それ以上ポジションを増やさないようにすることができ、
決済機能は残っているので、もし決済価格になったら自動で決済されます。
決済されずに残った場合でも、トレンドの終盤にオンにすることで、
ジェイドEAが含み損を計算してエントリーしてくれます。
大きな変動があった場合でもロスカットのリスクを回避する一つの手段となりますので、
ぜひご活用してみてください。